【ネタバレ】アニメ ダンジョン飯 第4話「キャベツ／オーク」のネタバレ、感想

TVアニメダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。

前回、第3話の記事はこちらです。

第4話「キャベツ／オーク」

迷宮の第3階層、黄金城の中にはスケルトンやグール、そしてゴーレムなどが住み着いています。ライオスは魔物の足音から右の通路にはゴーレムが警戒していると判断し、左の通路を行こうとします。しかし、センシはゴーレムの体に用があると言い、3階で拠点にしているキャンプに寄った後、ゴーレムに会いに行きます。

ゴーレムを畑代わりに使うセンシ

センシはゴーレムを畑代わりにしていて、ゴーレムの背中で野菜を栽培していました。マルシルやチルチャックは抗議しますが、ゴーレムを畑として使えば、害虫はつきにくい、野菜泥棒も追い払う、水分管理もしてくれる、種や苗を植えればあとは勝手に育つ、とゴーレムを絶賛します。

センシはゴーレムのコアを自分で埋めているのでどこにコアがあるか把握していて、手慣れた様子でコアを見つけて掘り出します。そして、倒れて動けなくなったゴーレムの背中から野菜を収穫します。野菜を収穫した後は、肥料を混ぜて野菜の種をまき、コアを再びゴーレムに埋めて戻します。

ゴーレム畑の新鮮野菜ランチ

収穫した野菜で、丸ごとキャベツ煮とかぶのサラダを作り、ゴーレム畑の新鮮野菜ランチを皆で食べます。

ゴーレムの畑で取れた事以外は普通の野菜と変わらないので、マルシルもおいしそうに新鮮野菜ランチを食べます。食べた後は、センシは便所の糞尿を汲み取って肥壺に運び、再び肥料として使えるように準備をします。ライオスはセンシの迷宮での生活のこだわりを聞き、その自給自足の生活ぶりに驚き、感嘆します。

ゴーレムから野菜を大量に収穫したライオス達ですが、４人で消費出来る量ではなく、このまま持っておいても魔物と戦うのに邪魔なので、迷宮内で商人に物々交換を持ち掛けます。しかし商人に野菜の取引を持ち掛けますが、金目のもの以外はいらないと帰らされます。

オークの集団が襲撃

そこに深層にいるはずのオークの集団が現れ人間を襲撃、人間を次々と殺して使えそうな物を強奪します。ライオス達も襲われるかと思いましたが、センシはオーク達と顔見知りで、オークからレッドドラゴンがオークの集落に出現したと聞かされます。ライオスはレッドドラゴンが出現した場所を聞こうとしますが、オークには拒否され逆にライオス一行はオークに野菜を奪われそうになります。センシは野菜を渡す代わりに、オークの宿に泊めてくれと要求しますが、オークの野営地を知ってしまったら殺されてしまうので、ライオス達はセンシの発言に驚きます。

ライオスはセンシに、何か考えがあるのか聞きますが、センシはただオーク達が奪った小麦粉や酵母を使ってパンが作りたかっただけのようで、ライオス達はこのままだとオーク達に殺されるとセンシに怒りをぶつけます。

オークの野営地では、マルシルはパンを作りながらオークの族長・ゾンと口論になり、オークとますます険悪な雰囲気となります。しかしパンが完成した後、マルシルはオークの子供との会話の流れから、オークにおかずを作ってもらう事に成功します。

盗れたて野菜と鶏のキャベツ煮～略奪パンとご一緒に～

話の流れでゾンに食事を振舞ってもらう事になり、ライオス達はピリ辛鶏と丸ごとキャベツ煮やクレープ、パンをご馳走になります。

マルシルはオークの作ったピリ辛鶏やクレープを食べで、オークも奪うだけじゃなくなかなかやるじゃん、とオークを褒めます。

レッドドラゴンは第5階層に

ゾンとの食事の最中、ライオスは妹・ファリンがレッドドラゴンに喰われて、そのドラゴンを追っていると、迷宮の深部を目指す理由を説明します。そして、場所を教えてもらえればレッドドラゴンは自分達が倒し、オークの集落には一切に関与しないと約束する、とゾンに伝えます。ゾンもライオス達と食事をして打ち解けたのか、ライオス達と和解し、自分たちの集落の場所を教えます。最後にゾンは、まあがんばれよ、とライオスを応援します。

まとめ

第4話の内容は原作だと、2巻8話「キャベツ煮」から2巻9話「オーク」までになります。

【ネタバレ】ダンジョン飯 2巻感想、ネタバレ

第4話では、ゴーレムの背中から収穫した野菜を元に作った、ゴーレム畑の新鮮野菜ランチを食べています。また、オークに捕まった際にオークの族長・ゾンから振舞ってもらった、ピリ辛鶏と丸ごとキャベツ煮やクレープを食べてます。今回はダンジョンの中では珍しく魔物が食材として使われていないので、マルシルも嫌がることなくおいしそうに頂いています。

この世界のオークは他の種族を襲撃・強奪して生きていて、人間やエルフなどから嫌われています。この迷宮がある島でもオークは魔物とほとんど同じ亜人扱いされていて、冒険者にとっては討伐対象になっています。オーク側も人間やエルフ達を嫌っていて、特にオークにとってエルフは、野蛮な顔をしていて醜く見えるようで、かなり嫌っています。そんな世界観なので、マルシルとゾンは初対面から印象が最悪となっています。ただ、今回はゾンがライオスの境遇に一定の理解を示し・和解してくれた事で、レッドドラゴンの居場所を教えてもらうことが出来ました。レッドドラゴンがいるらしい第5階層はまだまだ先ですが、妹・ファリンの救出に向けて一歩前進です。